2016年5月13日金曜日

若冲展、びっくりこ!

別のブログに書いたつもりだったのでコーラスに関係ないけど・・・行く予定の人もいるかな?

若冲展が大人気である。
某国営放送が主催で、何回か特集番組を組み~の、民放や新聞も追っかけ~の で注目。
会期が1か月ぽっきりなので、日を追うごとにこの展覧会の注目度アップ!
おばたんの周りでも
「行ったよ」→「混んでたよ」→「ものすごく混んでたよ!」→「入るのに30分待ち!!」→「入るのに60分待ち!!!」と
どんどん列が伸びていく。

おばたんと妹おばたんは11日(水)に出かけた。
「何時に行く?」
「夕方行くという手もあるけど、2時に行った人はものすごく待ったらしいよ。」
「危険だね。」
ということでおばたんたちはかなり頑張って、9時に上野で待ち合わせ。
「オ~マイガ!」


都美の前庭は、大きなとぐろ&釧路川の蛇行状態。
そこから上野公園内に、にょろにょろ伸びる列の・・・最後尾は・・・どこだ、どこだ・・・
なんと!公園のはしっこ、芸大の奏楽堂の前だったのだ。
9時半に開館し、だんだん前へ進むおばたんたちだが、その後にもどんどん列は延びていくのだった。
この日は照るでもなく、降るでもない行列日和。帰り際には180分待ちになっていた

中は?
いや~、建物の中にはいってからも大変だったよ。
入場制限がかかっているので 10分か15分か毎にくぎられて会場の中に入って行く。
何度目かの踏切待ちの後やっと入れたが
「う~ん、ここは渋谷駅ハチ公前か??」の人ごみ。
4列5列の人垣越しに覗く。
垣間見る・・・光源氏の気分だよ。
徐々に前の方にスルスルと行くが最前列の守備は鉄壁で 入れない。
掛け軸状のものが多く、下半分はほとんど見えない。
「最前列の方はすすんでくださ~い」係員の人が叫ぶが、耳に入らないのか、心に入らないのか
最前列の方々、動くものではない。
「超絶技巧」を熱心にご観察。
そのうち切れた後ろの人がぐいぐい押しはじめ、さながら通勤電車のようであった。

特に人が動かないのは、テレビで制作方法が検証されていた「群鶏図」と
いろんな種類の動植物が描かれてる絵。
人って知ってることを現物の上で確かめたいんだね。
そして人が熱心に見ているとここで自分も何かを得ねば・・・とか無意識に思っちゃうのかな。
いや~、ほんまにほんまに、疲れた。

グッズ売り場
きゃ~ここも列!
売り場内で収まらないお客様列が下へ降りるエスカレータのある廊下で蛇行列を作ってました。
いやはや・・・
「これは、一生の語り草になるわい」
「そうですね。」
あちこちでこんな会話がなされてました。
カタログだけを買う人は入口の特設ブースで買うのがおススメよ。
見えなかった部分はこれで補填しようと、久々に買いました。
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このようにへろへろになったオバタン姉妹であるが、「もう一枚チケットがあるのよね。」ってことで竹橋の国立近代美術館へはしご。
日本画の巨匠「安田靭彦」の回顧展もみたのだよ。

さっきの狂騒とうって変わった静謐な空間。
緑きらめく皇居のお堀に面した休憩スペースでお休みしながら 
大家のゆるぎない技術と思いをじっくり鑑賞いたしました。
高校の教科書の挿絵に使われてた絵とかも多くあったよ。

「あら、お姉さまがモデル?」「あら、てっきりあなたがモデルかと思ったわ」と昭和顔の姉妹。
飛鳥の春の額田王

え?どっちがよかったかって?
どちらも、すごいんだもの、
どちらもいいよな~。


でも、やっぱり絵を見るにはその空間も大事だよね~。
闘いながら見るもんではないよな~・・・



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