「村谷達也」~世界に向けられたまなざし~と銘打たれた合唱演奏会に行ってきました。
場所は、紀尾井ホール。
紀尾井ホールへの坂は、昨日もさむかったよ~
すぽたんは、寡聞にして( 一度使ってみたかったこの言葉 )知りませんでしたが、
「村谷達也」さんというのは、日本の合唱の祖みたいな人らしく、
今、合唱コンや合唱祭で講師として名前を拝見するような方々が、
師事していた方のようです。
そんなコンサートに すぽたんが行っていいのか?とおそるおそる行ったのですが、
お客は、ごく普通の「おね”えさま」「おに”いさま」たちでした。
多くは、舞台に上がる仲間の応援のよう。
演奏団体も前半は、私達の仲間っぽくて、
「やっぱりどこも1曲目の立ち上がりの数小節は難しいのね・・・」とか、
思いながら 肩の力を抜いて楽しく聞けました。
後半の松下耕氏の合唱団のドイツレクイエムは、
若い、専門教育を受けたっぽい人たちで少人数ながら、
「おお~♡」な演奏でした。
村谷さんがブラームスの研究家だったということで、後半は、そのレクイエムが続きました。
出場団体全体の演奏は大迫力でしたよ。
すぽたんの受け皿が小さいので、申し訳ない感じでしたが、
司会者が
「ブラームスは、レクイエムを教会から、コンサートホールへ移動させた草分けの人です。
レクイエムは、死者のための曲ではなくて、死者から生きていくものへのメッセージなのだ

と話してたのが印象に残りました。
合唱講座のチラシのために「花は咲く」を検索していたら、
作詞の人が「僕はこの歌を亡くなった人の立場から書きました。」
と書いていたのと重なったからです。
「花は咲く」・・・テレビから流れるのなんとなく聞いてただけで、
まだちゃんと聞いたことがないので 楽譜をもらったらきちんと読んでみなくっちゃ。
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